中途採用の応募の種類

応募の仕方

まずは転職情報サイト、人材紹介会社、求人情報雑誌などの媒体で求人情報を集め、応募先に目星をつけましょう。自分の希望と見合う求人を見つけたら実際に応募します。履歴書を郵送するものから、メールでの応募、電話にて連絡した後、書類持参での訪問など応募の仕方は企業によって様々。ここでは応募の仕方毎に注意点をまとめて解説していきたいと思います。

●メールによる応募

転職サイトに掲載されている求人に応募する場合は、メールでの応募となる事が多いです。メールに添付される履歴書や職務経歴書はサイトのフォーマットに依存しますが、担当者へのメッセージ欄や自由欄を無記入で送信すると、応募への意欲を疑われルこともあり好ましくないので、メッセージ欄やメールでの問い合わせの際のマナーについて解説していきます。

メールでのマナー
・件名、タイトル
メールで問い合わせや応募を受けている場合、担当者は多くのメールを受信することとなります。転職サイトのフォームから送信する場合は件名は自動で適切なものが付けられる事が多いが、担当者に直接メールを送る場合は、一目で用件がわかる件名を付けましょう。
・内容
丁寧な内容にしなければならないが、長々と書くのは禁物。問い合わせの際は、応募資格に該当するかどうかなどをたずねる程度にし、給与条件等の詳細についての問い合わせはしません。求人情報、企業のホームページに掲載されているような事についての質問はしないようにしましょう。

●郵送による応募

求人情報に『履歴書、職務経歴書を郵送の上・・・』と書いてあるような場合、電話で郵送するように言われた場合は、郵送しなければなりません。

郵送する書類
送付書類
・履歴書、職務経歴書
応募に当たって必ず必要となる書類。丁寧に書き、自分の経歴とスキルが伝わるように書きます。
・添え状
封筒の中に履歴書と職務経歴書だけ入っていたのでは、唐突でぶっきらぼうな印象を与えてしまいます。応募の要点を簡潔にまとめた、あいさつ状のようなもので、郵送の際には必ず添付しましょう。

封筒の書き方

・封筒の表面
住所の書き出しは1字下げ、あまり右寄りにならないようにする。 宛名は封筒の中央に。(株)など略称は使わない。 担当者がわかれば『○○様』、会社や担当部署宛なら『御中』とする。 『履歴書在中』『応募書類在中』と朱書きする。
・封筒の裏面
『〆』または『封』の字を忘れずに 左側余白に投函する日付を入れる

●電話による応募

求人情報に「電話連絡の上、…」と書いてあるような場合は、まず担当者宛に電話で連絡をしなくてはなりません。電話連絡の場合は、その場で面接の日時まで決定する事が多く、即効性が利点です。しかし、電話や話し方のマナーをチェックされるので注意しましょう。

電話の応対
1.相手が電話をとる
『○○と申します。○○にご掲載の○○職の求人を拝見し、お電話いたしました。ご担当の方をお願いできますか?』
2.担当者に代わる
『○○と申します。○○にご掲載の○○職の求人についてお電話を差し上げました。いまお時間の方よろしいでしょうか?』
3.書類を郵送するように言われた
『かしこまりました。ではすぐに郵送させていただきます。よろしくお願いします。』その後の連絡方法について確認する。
4.面接の日時を決める場合
『面接の担当者様のご都合のよろしい日時で結構です。』『まことに申し訳ありませんが、○日○曜日前後の○時以降にして頂けるとありがたいのですが。』面接日時は復唱して確認する。
5.電話を切る
『お忙しいところありがとうございました。書類の方、すぐに郵送いたします。(○日○時にお伺い致します。)よろしくお願いいたします。失礼致します。』相手が切ってから受話器を置く。
電話をかける際の注意点
・かける時間に注意
始業時間・就業時間・昼食の時間(12:00〜13:30ころ)は避ける。この時間帯以外でも、『今はお時間よろしいですか?』などと断るのがマナー。
・かける場所に注意
周りがなるべく静かなところからかける。聞き取れずに何度も聞き返すのは、相手に不快感を与える。 問い合わせる内容、確認する内容はメモしてから 求人情報を見直し、掲載してある事やわかりきった事は聞かないのがマナー。時間や連絡先をメモする事が多いので、あらかじめ筆記用具は準備する。
・名乗るときはフルネームで
相手にはまず自分の名前を伝え、はっきりと要件を伝える。担当者に代わったら再度名乗る。相手の出方を待つような事はせず、明確に趣旨を伝える。
・面接の日時は確実に
指定された日程に面接に行けるか曖昧な場合は、確実な日を伝え日時を調整してもらいましょう。