中途採用で転職する

中途採用とは、職務経験がある方を対象とした人材の採用、つまり経験者採用のことを言います。企業が即戦力となる人材を求めている際に年間を通じて不定期に行うものであり、新卒採用とは違った人材採用になります。また、中途採用の中でも新卒で入社して二、三年目である、いわゆる第二新卒の社員を採用する場合もあります。

転職の目的

実際に転職活動を始める前に、何故転職を考えたのか、じっくりと考えてみるべきです。 転職をする目的を達成できる企業選びから転職活動は始まります。ここでつまずいたり、目的がボヤけたまま転職活動を進めると、活動中にモチベーションが下がったり、せっかく転職してもまた同じ悩みを抱えることになってしまいます。まずは、自分がなぜ転職したいのかを書き出し、応募先に求めること、妥協できる部分、出来ない部分を明確にし、それらに優先順位をつけておくと進めやすいでしょう。

適職の探し方・企業の選び方

選び方のポイントは、最初に立てた転職目的を思い出すことです。何故自分が転職をするのか?それがこの会社では満たされているのか?念頭において情報を集め、応募先を決めましょう。会社の業績や給与が良いからという理由だけで決めてしまうとキャリアアップなどは望めず、再び辞めたい・転職したいと思うことになります。

インターネット
現在、転職したいと思ったらまずはインターネットで検索するのではないでしょうか?現在は多数の転職サイトや人材紹介のサイトがあり、それぞれに特徴があります。例えば、IT業界の求人を集めたサイトや、金融系の求人を集めたサイトなど、情報の質の違い、人材紹介会社が持っている案件を紹介しているサイト、企業が求人情報を掲載し、企業と直接コンタクトできるサイトなど、情報の閲覧方法でもサイトごとに違いがありますので、その違いを良く見極めて使いましょう。より多くのサイトを見てまわり、自分に必要な情報がどのサイトで集められるか見極めることが重要です。
・企業のWebサイト
企業のWebサイトには今後の事業展開や、経営方針などが掲載されていることが多く、書類作成などの際に役立つ情報となるでしょう。
求人情報誌・新聞
インターネット環境以外では、まず思いつく求人情報誌と新聞です。新聞を見ていて、求人情報を偶然見て転職を考えることもあるでしょうし。情報量が多く、求人情報を比較し、求人の波や給与相場を知ることが出来ます。新聞は情報が新しいことがメリット。しかし情報量が少なく、情報を比較しにくいのが新聞の難点なので、他の情報源も活用するべきでしょう。

中途採用者へのアドバイス

中途採用者は、新卒者のように『やる気と情熱』だけではカバーできません。今まで積み重ねてきた経験や、実績、スキルがものを言うでしょう。そういった即戦力的な部分で、新卒者と差をつけたいものです。